ペーパードライバー克服 | テキスト購入者の質問と回答

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質問

ペーパードライバー歴10年です。
子供ができ運転できた方がいいと思い練習中です。

いっつも「右折が小回り」「左は大回り」といわれてしまいます。
原因はわかるのですが対策、どうすれば直せるのかがわかりません。
ぜひアドバイスをお願いします!

右折
 中央線(矢印)が見えたところで曲がってしまう。
 本当は中央線が死角になるから、見えた時点で
 曲がったら車1台分くらい内側で小回りしているようなものなんですよね。。
 目線を行く方向に…などわかっているつもりなのですがうまく曲がれません。

左折
 ブレーキを踏むのが遅いみたいです。
 というか、早めにブレーキを切りすぎて
 曲がる前に「あれ?遅すぎ?」と思って
 またアクセルを踏んで少しスピードをあげてしまって
 直前でブレーキ、ハンドルを切る。となってしまうので大回りになってしまいます。

 

目線やタイミング、どうすればつかめるのでしょうか。。。

回答

  

私の考えなのですが、
右折:小回り / 左折:大回り というより

もしかしたら、Dさんは
どちらも大回りなのではないでしょうか? 【図2】のように。



   「大回り」とは、「半径の大きな円」を描いて曲がる

   

    ということです。



ここまでの説明で、
「Dさんの右折が “小回り” ではなく “大回り” では??」
という私の考えは理解しにくいと思います。

後ほど 「◆ 右折の場合」 で説明いたします。



【図2】のような曲がり方になる原因として、
ハンドルを“素早くたくさん回せない”ということが上げられます。

【図1】のように曲がるには、一気に大きくハンドルを回すことが必要です。
つまり、素早くたくさんハンドルを回さなければなりません。

【図2】のような曲がり方では、素早いハンドル操作も、
たくさんハンドルを回す必要もありません。


ハンドルのすばやい操作ができない理由としては、
@単純に腕の動作が遅い、 または、
Aハンドルの位置(ドライビングポジション:シート位置)が適切でない。

この後者Aの場合、多くの人はハンドルが遠いことによるもので、
ハンドルを回していると、ハンドルから手が離れてしまう、
あるいは、ハンドルから手が離れないようにするために体をよじるなど
無駄な動作があるためにすばやく回すことができないことが多々あります。

そのために、大回りになってしまっている人はけっこう多いものです。

そして、

右折では、早いタイミングでハンドルを切って曲がっていく。

左折では、タイミングを遅らせて曲がって行き、
曲がりきったときの道路ではセンターラインを超えそうになっている
というクルマが多いのです。(あとで詳しく説明します)


まずは、ドライビングポジション、すなわちシートの合わせ位置を
見直してみましょう。
  (テキスト33ページ参照)




右折の場合

内側に広いスペースがあるのでハンドルを切るタイミングが早くても
曲がることはできます。


大回りであれば大回りであるほど、他のクルマより早いタイミングで
ハンドルを切らないと曲がれないので、交差店内で通過する場所も
他のクルマより内側を通過することになります。




さて、解決策ですが、
僕のこの仮説が正しければ、まず、素早くたくさんハンドルを回しましょう。

シート位置の見直しで解決するかもしれませんし、
もしかしたら、少し、すばやく回す練習が必要かもしれません。

そして、

その上で、交差点の中心を意識して、
その外側を通過するつもりで右折の進入をしてみてください。

  

本当に交差点の中心点より外側を通過する必要はありませんが、
上記のことを意識するだけで「小回り」できるようになるかも
しれません。


右折で重要なことは、

  「交差点の中心を意識して曲がる」 ということです。




左折の場合

内側には路肩などがあり、右折のときのように“内側の広いスペース”が ありません。

そのため、ハンドルを切るタイミングが早いと路肩に乗り上げる(脱輪)、
もしくはガードレールなどに接触してしまうことになります。【下左図】

なので、「大回り」でも接触、脱輪しないように曲がるには、
「小回り」のときとあまり変わらないところでハンドルを切り始める
しかありません。

「小回り」ができないと【下右図】のような曲がり方になってしまいます。

右折に比べ、左折では「小回り」することが絶対に必要になってきます。



もしかしたら、Dさんの場合、
無意識的(感覚的)に「大回り」するときのハンドルを切るタイミングに合わせて、
ブレーキングしてしまっているのかもしれません。
(上左図の手前の赤点で減速しきってしまう)

そのため、いざ曲がろうと思うと手前過ぎるので、またアクセルを踏んで
前に進むということをしているのではないでしょうか。
「小回り」ができるようになれば、自然にブレーキングポイントを
遅らせることができるようになるかもしれません。


あるいは、本当に
ブレーキのタイミングに問題があると感じているなら、
いつも早いと思うなら、「意識的にタイミングを遅らせる」
ということぐらいしか言いようがないのですが・・・。



あえて、アドバイスするなら、以下のことを心がけてみてください。

曲がりたいところに近づくまでは、エンジンブレーキを有効に使って
徐々に減速して行き、最後に本当に速度を落とすときにフットブレーキを
使うようにしてみてはいかがでしょうか?

“ペダル類の微妙な操作ができない” という問題もあるのかもしれません。

たとえば、ブレーキのタイミングは良くても、強く踏みすぎて手前で減速
しすぎてしまい、そして、アクセルも踏みすぎてしまうので、今度は前に
進みすぎてしまう・・・というように。

それは実際に運転を見てみないとわかりませんので、
とりあえず上記のことを提案しておきます。

参考にしてみてください。



※ ちなみに、      (ここ、重要です!)
「小回り」のできないドライバーの多くが、
左折時にどういうふうに対処しているかというと

  

この図の、赤いラインのように曲がっていきます。


これから運転を覚えるのであれば、 このような曲がり方は覚えないようにしましょう。

理想的な曲がり方は、青いラインです。

素早いハンドル操作をして「小回り」できるように練習していきましょう。


赤いラインのように、曲がりたい方とは逆にハンドルを振ることを
クセにしてしまうと、左折のときだけでなく、右折であろうと、
広くて余裕のある道であろうと、無意識的にいつでも
そういう曲がり方をしてしまいます。

思わぬ事故につながる可能性もありますので、
理想的なラインを心がけましょう。

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